生きてみたいって思いたいし、おいしいものはおいしい

どうでもいいことも言葉にしてみたら楽しいかも

一目惚れ

優柔不断な性格なので決める行為に馬鹿みたいな時間がかかる。飲食店のメニューや今日着る服もそうだ。

服や生活用品などのモノを買うときには色違いやサイズはもちろん、値段も数十円単位で悩む。さらに実際にそれを使うところを想像して本当に要るものか吟味する。

コンビニに寄ると、あれも要るかな、いや要らないか、合計金額はどうなるかな、買ったらちゃんと使うかな、もし美味しくなかったらどうしよう、みたいな思考で溢れる。水を買うためだけに寄ったのに、気付いたら20分くらい滞在していて、やばい、不審者と思われたかもと思う。

自分でも嫌になる優柔不断さだ。そのくせ悩んで悩んで結局買わないことがほとんどだから気持ちわるい性質だ。

ただ悩んだだけの時間が生活の何割かを占めているのかと思うとくだらない。

 

そういうことだから、即決、という言葉は私から縁遠い。これいいな、と思ってから買おうと決めるまでに思考が多すぎる。

 

その私が今までにひとつ、一目惚れ即決した品がある。

優柔不断の思考を一切無視して、理由なく直感で、私が買う、これを大切にすると目に映った瞬間に感じた。私が買わねば誰が買う!という謎の使命感さえあった。

「なんか良い」だけで即決した。

これだ。

 

 

良い。

 

 

「なんか良い」の感性って「なんか良い」な。