軍艦島について書いた約2年前の日記が出てきたので、少し編集して記事に残しておく。
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いつからなのか明確には覚えてないけど、ずっと前、たぶんその存在を知ったときから、私は、端島に行くのが夢だった。
人生で一度はやり遂げたい、これやらんと死ねん!のひとつが軍艦島を訪れることだった。なぜかは分からん。
だけど何故か惹かれていて、思い焦がれていた。だって、めちゃくちゃかっこいいじゃん!!!!あの形、インパクト、凄味。すっごいかっこいい。
唆られるというか滾るというか惹きつけられるというか、とにかくとても魅力と興味を感じていた。ちょい廃墟フェチ。
霊感とかそういうんじゃないけど、そこに流れてた知らない過去の空気とか暮らしを想像して、感じるのが、私にとっては尊くて美しい。
廃れていくもののエネルギーみたいな、無機物に感情移入するみたいな、いつか終わりがあって、自然に飲み込まれていく儚さみたいな。言語化できないよく分からん"それ"に惹かれるんだ。
盛者必衰は美しい。
視界に映った時の感動、海底炭坑と住民の歴史、あの時代にこの建築の驚異、心のぞわぞわするあの感じ、ずしんときた。
必死に目と心に焼き付けたのでいつでも目を閉じたらあの景色を思い出せる。一生浸ることができる。つよい。
たくさんの制限や規則がある中で上陸できたこと、ド晴天、恵まれすぎのラッキー女だ。ありがとう地球。
記念に石炭もらってうれしい。
22/05/22
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この日記、お気に入り。
素直でエネルギーがある感じがしていいな。
今もちゃんと思い出せる。行った私、グッジョブ!