小学校低学年頃にみた忘れられない夢がある。
ーーーーーーーーーー
クリスマスの夜、プレゼントに期待しながら私はベッドに入っていた。
サンタさんはいつもベッドの足元にプレゼントを置いてくれる。
夜中、足元に重みを感じた。
「あっ、サンタさんだ!」
とても気になるけど、目を開けるか迷った。もしかして正体が違ったら嫌だし、サンタさんは子供に見つからないようにプレゼントを配っているから見られたくないはずだ。
でもすぐそこにサンタさんがいるならやっぱり見てみたい。好奇心はとめられない。
足元のほうに目を向ける。
プレゼントの箱の上にゴリラが座っている。
ゴリラ…?
プレゼントの箱に座って、うんちをしている。
うんち…?
プレゼントの箱の中に排便しゴリラは去った。
ーーーーーーーーーー
あれから20年以上、この衝撃を超える夢にはまだ出会えない。目が覚めた時の絶望というか疑問というか虚しさというか、その何とも言えない気持ちも忘れられない。
いつまでも思い出してしまうこの夢は、めちゃくちゃくだらないけどなんだかちょっと好きだし、ずっと覚えていたいと思う。
🎁in💩