生きてみたいって思いたいし、おいしいものはおいしい

どうでもいいことも言葉にしてみたら楽しいかも

廃墟への意識、備忘録

すずめの戸締まり、観た。

私はいつからか何故か分からないが、廃墟を意識していて関心がある。軍艦島友ヶ島大久野島も水没ペンションも、そこへ辿り着いた瞬間、上手く言い表せない大きな感情が心をざわざわさせた。そこで働いていた人、住んでいた家、生活していた町、日常の暮らし、廃墟となった背景。自分がそこにいたわけでないのに、廃れて朽ちていく建物や風景を見たとき目を閉じると浮かんでくるのが不思議だった。ただの想像でしかないのだけど、あたかも記憶みたいに感じるのが不思議だった。

感想に整理がついてないところもあるけど、廃墟を目にしたときに想像する、まだ廃墟でなかったときの景色と、どんな背景があろうとそこにあった暮らしに想いを馳せる時間。そのことが、私が廃墟を意識し惹かれている理由と繋がっているのかなと、すずめの戸締まりを観て考えてみた。言語化が難しくて、とりとめもない文章になってしまったけど、個人的にとても興味のある気付きなのでもう少し深く考えてみたい。自分と廃墟の関係(?)探ってみたい。