生きてみたいって思いたいし、おいしいものはおいしい

どうでもいいことも言葉にしてみたら楽しいかも

よかった

数少ない友人からの連絡を返すことができずに2ヶ月過ぎた。普段の返信速度は早い方で、特に日程だとか予定の連絡はすぐに返すようにしている。でもどうしても、誰かとやり取りをする行為が億劫に感じて、一番大切な友人からの連絡さえも、他愛ない会話さえも、返せないでいた。

昨日、その友人から電話がきた。私は気付かずあとで通知を見たが、折り返し電話をかける勇気が出なかった。今の自分は堕落していて、生きている価値はないと思っているから、そんな自分が惨めで恥ずかしくて、友人に頼ることもできない。心配してくれているのに、無視してしまっている。最低だ。

今日、お風呂に入りながら考えた。返事をするのは難しいけど、無視し続けるのは良くないと思った。大切な大好きな友人を無視して、もしも友人をなくしてしまったら。心配してくれる想いを無視して、もしも友人を傷付けていたら。

本当はあなたに会いたいよって思ったらどんどん涙が出た。

一言でもいいから、返そうと思った。

返そうと思って、スマホのメモ機能に下書きしたら思ったより長文になってしまった。返事をできなかった謝罪と、自分の状況と、もう少し気分が落ち着いたらいっぱい話したい、と書いた。

送るとき、緊張した。

深呼吸して送信を押した。

友人はすぐに返事をくれて、その返事を見て、うれしくて、ありがとうで、また泣いた。

ゆっくりでいいからと、一番の味方だと、言ってくれた。

勇気を出して、今、連絡をしてよかった。間違えるところだった。よかった。

ずっと大切にしよう。友人と美味しいもの食べに行くために元気になろう。いつもみたいに馬鹿げた会話で爆笑するために元気になろう。ちょっとずつ元気になろう。

味方がいるんだって。私。よかった。